おはようございます。東京祝花の小池です。
企業におけるお祝い事で多いのが「上場祝い」「就任祝い」。ビジネスにおける重要なお祝い事であるこの2つのイベントに、失敗は許されません。
今回はこの2つのシーンにスポットライトを当ててご紹介いたします。
上場祝い・就任祝いの知識
上場祝いとは?
上場祝いはその名の通り、企業が上場を果たすときに贈られるお祝いです。上場祝いの中でも種類があり、贈るべきシーンは「新規上場」「東証一部上場」「市場変更」の3種類です。これらは現時点での企業状況より好転することを意味します。その旨で先方から上場の告知の手紙等の連絡が来たら、お祝いを贈る用意をしましょう。
「指定替え上場」と言われる告知は良い知らせではないため、お花を贈ってはいけません。
就任祝いとは?
就任祝いには「会長就任祝い」「社長就任祝い」など、役職名とセットでお祝いします。役職変動期の春先や株主総会前後によく贈られ、安価なギフトから高価な一流ギフトまで、予算帯が広いシーンでもあります。そのため就任祝いは上場祝いよりもカジュアルに贈られる方もいらっしゃりわかりにくいですが、会長社長クラスの方へはきちんとしたビジネスギフトを用意する必要があります。
定番ギフトは大輪胡蝶蘭
ビジネスの王道「大輪胡蝶蘭」
上場祝い・就任祝いの定番は「白」「大輪」の胡蝶蘭。
「幸福が飛んでくる」「繁栄」などのポジティブな花言葉を持ち、ビジネスギフトとして定番のフラワーギフトです。
上場祝いや就任祝いは特に、株主総会のタイミングで告知されることもあり、その際大量に贈られる「胡蝶蘭ロード」も壮観です。
特に上場祝いにおいては胡蝶蘭の鉢数をステータスとして考える文化もありますので、胡蝶蘭以外を贈ることはなかなかありません。そのため、価格帯や花色もあまり散らばらずに安定しており、「何を贈ればよいのか?」と迷うことなく贈ることができます。
胡蝶蘭の予算相場
お付き合いの程度により前後しますが、上場祝いの胡蝶蘭は¥30,000~¥50,000ほどになります。
就任祝いにおいては、関係性や会社規模で変動しますが会長・社長レベルなら¥25,000~¥50,000が相場になります。よりカジュアルなお付き合いの方の就任祝いでは、¥15,000~¥20,000ほどの鉢を贈られます。
就任祝いにはアレンジメント花も
気軽に贈りたいときに最適
生花アレンジメントを贈られる方も多くいらっしゃいます。胡蝶蘭ほどしっかりしたギフトは嫌な時、贈り先様がお花好きな方だった時など、理由は様々ですが、一番は「カジュアルなのに高級感のあるギフトだから」ということでしょう。
胡蝶蘭はほぼ定型ギフトである一方で、生花アレンジメントは色味や花材で工夫することができます。贈り先様の好きなお花を希望して制作することもあり、胡蝶蘭より楽しんで贈られる方もいらっしゃいます。
アレンジメント花の予算相場
親しみを込めてカジュアルに贈られる場合は、¥10,000前後で贈られますが、会長・社長クラスへ贈る就任祝いの場合は¥20,000~¥40,000ほどのものをよくご購入いただきます。
祝賀パーティーにはスタンド花
パーティーシーンを彩る存在感
上場祝いや就任祝いのパーティーがホテルやホールで行われる場合は、胡蝶蘭も良いですがスタンド花もお勧めいたします。
胡蝶蘭は閉会後に誰かが大量に持ち運ばなければならず、引き取りは自己責任になります。他方、スタンド花であれば胡蝶蘭以上に華やかにパーティーを演出し、パーティー閉会後には花屋が回収・清掃していきます。
会社や株主総会へは贈りませんが、パーティーを行うようであれば、是非ご検討ください。
スタンド花の予算相場
パーティーの規模でも変動しますが、¥25,000~¥50,000のスタンド花が贈られます。
上場祝い・就任祝いの名札文例
表書き
祝上場 上場おめでとうございます 御祝 祝
祝就任 祝御就任 御就任おめでとうございます 祝社長御就任 社長就任御祝
名札の書き方
就任祝いの場合は個人宛を会社へ贈ることになるので、必ず新役職名と先方のお名前を入れましょう。
上場祝いの場合、社名や社長名を入れる方がいますが、表書きと自分の所属と肩書、名前を入れるだけでも問題ございません。
お祝い花を贈るタイミング
株主総会があれば総会へ!
上場・就任の告知を株主総会の前後に行う場合は、株主総会へ贈ります。開会日の開始2時間前までには届いていると良いでしょう。それ以外の時期での告知で、株主総会やパーティーが執り行われない場合であれば、会社の営業日の午前中へ贈ります。
大切な取引先様へ最適なギフトを
今回は、上場祝い・就任祝いに贈るギフトの一例をご紹介いたしました。
東京祝花では、東京都内をはじめ大阪・名古屋など全国主要都市へお届けします。
コメントを書く