おはようございます。東京祝花の小池です。
昨今のコロナ禍で、お祝い花を目にする機会が少なくなってしまったように感じています。
コロナが流行っていなかったら、東京オリンピックが予定通り開催されていたら、高輪ゲートウェイ駅のオープニングセレモニーが満員御礼状態で行われていたら。
もっと東京はお花であふれていたことでしょう。
しかし、世界全体でコロナに打ち勝ち、あるいは克服し、飲食店で仲間と楽しく談笑しながら周年を祝えるような、そんな「当たり前」もやってくるはず。
そんな日には是非「開店祝い」「再開祝い」などのギフトを贈りましょう。
今回は、「開店祝いに最適なフラワーギフト」を、花屋目線からご紹介いたします。
生花スタンド花
スタンド花は開店のアピール
スタンド花(=フラスタ・フラワースタンド)は、背丈が180㎝以上ある大きなフラワーギフトです。バラエティや記者会見の背景をはじめ、開店する店舗の店先や、キャバクラのバースデーイベントなどで見たことがある人も多いと思います。
スタンド花の1番のメリットは、「とにかく目立つ」ということ。
開店していても、気づかれなければ意味がありません。SNSや広告を駆使して集客も望めますが、何より「店前を通る人」へのアピールとして、スタンド花は最適なのです。
「あ!お花が立っている。開店したんだ。何のお店だろう?」と、多くの人は興味を持ちます。実際の即時入店につながらなくても、「認知される」ことは、開店した新規店舗にとってとても重要なことです。
また、スタンド花には贈り主側の店名・個人名も大きく記載されることから、自身の店舗・企業の宣伝ともなり、一石二鳥なのです。
スタンド花を置くスペースがあり、開店を華々しく祝いたいときには、「スタンド花」を贈りましょう。
スタンド花の予算相場
開店祝いのスタンド花の予算相場は、全体で¥15,000~¥30,000となります。
法人から贈る場合や、特別なお店を華やかにお祝いしたいときには、¥40,000~¥50,000のオーダーをされる方もいますが、基本的には上記価格帯で問題ございません。
観葉植物ギフト
インテリア需要も高い「観葉植物」
インテリア界隈でも人気が高まっているのが、「観葉植物」。自然を意識した生き方やサスティナビリティを尊重する現代において、長く楽しめて自然を感じられる観葉植物は、非常に気持ちの良いギフトとなっています。
オフィス移転祝いなどにも良く用いられ、グリーンを置くだけで空間に清潔感や開放感を与えます。
観葉植物の予算相場
観葉植物の開店祝いギフト予算は¥10,000~¥25,000程度になります。
東京祝花では、オフィスや店舗に最適な品種の観葉植物をお選びしておりますが、店舗規模が小さなお店の場合は、あまり高額な観葉植物の注文は控えた方が良いでしょう。
観葉植物は価格と比例して背丈も高くなり、品種によっては葉も広がるようになります。
小さなオフィスに大きな観葉植物は邪魔になってしまいかねないので、その点のみ注意が必要です。
造花スタンド花・アレンジメント
劣化しない開店祝い花
「花屋なのに造花を勧めるの・・・?」と思われがちですが、最近の造花は生のお花にそっくりで、フラワーギフトとして何の遜色もありません。
さらに言えば、生花のアレンジメント花は長くても5日くらいで元気のない花が出始めてしまい、あまり長く楽しむことはできませんが、造花アレンジメントなら違います。
定期的にほこりを払うだけで、ずっと綺麗な状態で飾っておくことができます。
造花アレンジメントの予算相場
造花アレンジメントの開店祝い用予算相場は、¥8,000~¥30,000、造花スタンド花は¥25,000~¥50,000と幅広いです。小ぶりなものを受付用に贈ったり、あるいはエントランス用の盛花を寄贈するケースもあるためです。
一般の方から贈る場合は、¥15,000前後のアレンジメントが良いサイズ感となるでしょう。
大輪の胡蝶蘭
スタンド花に次ぐ「定番開店祝い花」
大きなスタンド花やアレンジメント花以外で、特にビジネスシーンでの定番が「胡蝶蘭」です。「幸福が飛んでくる」「繁栄」などのポジティブな花言葉を持ち、その知名度の高さからどなたにもお喜びいただけるギフトです。
咲き具合にもよりますが、1か月以上楽しむことができ、高級感のある雰囲気を演出することができます。
胡蝶蘭の予算相場
お付き合いの程度により前後しますが、開店祝いへ贈る胡蝶蘭は¥15,000~¥30,000ほどになります。
高級料亭へ贈る時や、深い付き合いのある取引先店舗へは、5本立ち(¥50,000~)を贈ることもあります。
開店祝い・リニューアルの名札文例
表書き
祝開店 祝御開店 御開店おめでとうございます 御祝 祝
祝リニューアル 祝新装開店 祝再開 再開おめでとう!
Congratulations!
名札の書き方
贈り先様が雑居ビルで、その入り口に飾る場合は贈り先様の店舗名を〇〇様へ、と入れた方が良いでしょう。
そうでなければ、表書きと自分の所属と肩書、名前を入れるだけで問題ございません。
開店祝いを贈るタイミング
プレオープンかオープン日
開店祝いの時、よくプレオープンイベントが開催されます。プレオープンに招待されていれば、その開始日の午前中に贈ると良いでしょう。プレオープンがないor招待されていなければ、グランドオープン日の開店時間前後に贈ることが望ましいです。開店日に間に合わなくても1週間以内の営業時間内に贈っても、マナー的には問題ございません。
贈り先様にぴったりのギフトを
今回は、開店祝いに贈るギフトの一例をご紹介いたしました。
贈り先様のお店の業種・規模・贈り主様との関係など、それぞれを一考したうえでギフトを選ぶことで、想いが伝わります。
東京祝花では、東京都内全域へ手渡しで祝花をお届けいたします。